AKB48vs坂道シリーズ(乃木坂46・櫻坂46・日向坂46)で歌詞をテキストマイニング(文章分析)
前回の記事では坂道シリーズの違いを歌詞で分析してみよう!歌詞にもコンセプトやイメージに近い結果がでるんじゃないだろうかという方向で分析してみたところ、思惑とは外れ、感情AIでは3グループ共ネガティブがポジティブ大きく上回り唯一イメージに近い分析結果が出たのは櫻坂46のみだった。
前回記事
AKBの公式ライバルを標榜する乃木坂46とは明らかな差が出るはず・・・
ということで坂道シリーズは類似点が多く比較にも大差がないためAKB公式ライバルである乃木坂46とAKB48で今回はテキストマイニングするよ。
※重要。ボクはAKB48や坂道シリーズのことを深くしりません。知らない目線から総括してみようという少し乱暴な分析ですが知らないからこそ見えてくるものがあるはずだという実験です。「なにも知らないで!」と気持ちを害するファンの方もおられるでしょうが、悪しからず。
では前回の乃木坂46の分析結果をおさらい
乃木坂46(公式サイト)
乃木坂46のイメージ「清楚なお嬢様」
イメージとの相違
単語の出現する種類とポジティブを上回るネガティブ、それは形容詞からネガティブさが見て取れる。
「清楚なお嬢様」というイメージに大人しく無口で物分かりがよく振舞っているが実は孤独で寂しくてここから君に助け出してもらいたいって印象かな。
AKB48(公式サイト)
AKB48のイメージ「会いに行けるアイドル」「クラスで3番目にかわいい娘」
「クラスで3番目にかわいい娘」のコンセプトは都市伝説らしい・・けれど、イメージが定着しているように思えるので分析結果にどう出るか今回はあえて加えてみるよ。
感情分析AIでAKB48の歌詞に含まれる感情をグラフで表す。
イメージとの相違・AKB48の都市伝説「クラスで3番目にかわいい娘」は間違いではない。
坂道シリーズと同じくポジネガではネガティブがポジティブを大きく上回る。けれど坂道シリーズではネガティブがそれぞれ30%を超えるけれどAKB48については24.8%とポジティブも6%と「いつも笑顔で元気いっぱい」のイメージの日向坂46の4.4%を大きく上回る。
言い換えればAKB48は坂道シリーズと比べればかなり三の線もいける明るい女の子で都市伝説の「クラスで3番目にかわいい娘」はあながち間違っていないように感じる。
ちなみにではあるがあの「生まれてきてすみません」でおなじみのスーパーネガティブ太宰さんにわずかポジティブが負けている。
乃木坂46とAKB48を比較する
クラウドワードでの比較
AKB48と乃木坂46の君と僕の関係性に注目したい。AKB48は君(ファン)が僕(AKB48)よりも大きい。同紙との関係性から推測すると君を後押しする応援歌のような曲が多いんじゃないだろうか、また乃木坂46は僕と君の大きさがほぼ同一で他の品詞から察するに共感を得ようとしている曲が多いんではないか?
AKB48と乃木坂46の歌詞の相違点・共通点を表す。
両方にでてくる言葉はクラウドワードで見るのと同じく君・僕、それにいいがどちらにも多くある。このいいの違いはあるんだろうか?
AKB48の「いい」
AKB48の「いい」はネガティブな言葉が連なっている。形容詞で一番使われている言葉で悲観的だからネガティブがポジティブを上回っている要因のひとつかもしれないね。
乃木坂46の「いい」
乃木坂46の「いい」でホラーがいいの歌詞がしらべてみると「13日の金曜日」という曲タイトルだけ見ると恐ろしくネガティブに感じるけれど歌詞の内容は映画ならロマンスじゃなくてホラーがいい、怖い映画を観て手を握ってイチャイチャしようというないよう。AKBと乃木坂46が反転してイメージが違うネガティブではないかわいらしい女の子。
総評
AKB48は都市伝説「クラスで3番目にかわいい娘」はあながち歌詞のイメージにおいても間違ってはいない三の線もいけるみんなを元気づける女の子のイメージを体現しているように思えた。
また乃木坂46の公式ライバルとして比較すれば歌詞の世界においても「お嬢様」を体現いるように感じた。
また反省点としてもツールのバイアスがあり単語だけでは分析は不可能という部分もあったけれど、それはどちらにもあてはまることで今後もこのバイアスに振り回されながらも何も知らない門外漢としての立場から様々なテキストをテキストマイニングしていこうと思う。
おしまい。