ライブ会場でのケンカの仲裁方法 「レディー・ガガ」「矢沢永吉」「ラッパー・アナーキー」YouTubeで確認
ケンカの仲裁はアーティストによって異なる
レディー・ガガさんの場合 「愛を説く」
米人気歌手のレディー・ガガさんが、ベルギーでのコンサート中、観客に向かって身にまとっていたコスチュームを投げるとそれを観客2人が奪い合いのケンカになった。
それに「やめて」と忠告にしたけれど聞き入れずにいた観客に対して「返しなさい」とコスチュームを取り上げるんだ。
レディー・ガガさんは「ケンカを続けるならこれはあげない(コスチューム)」
「愛はこうやって学ぶの」と思いやることを説いたそう。
レディー・ガガさんがコンサートで観客同士のケンカを止めに入る YouTube
英語はわからないけど佇まいでカッコよさを感じるね!
矢沢永吉さんの場合「夢やハッピーを訴える」
1985年の武道館公演でそれは起きたよ。
多くの観客同士でケンカが勃発、それに気づいた矢沢永吉さんが自ら演奏を中断、
他の観客からは帰れコール。矢沢永吉はその状況を静観している。
そしてキャロル時代の葛藤を持ち出し
「夢っていうものと、何でもいいからウケればいい、グシャグシャになればいいというのは別だ」と話し、「コンサートっていうのは、本当にハッピーなものじゃなきゃ絶対にいけない」と観客に訴え、騒ぎを鎮めたんだ。
1985年 日本武道ライブ一時中断!#矢沢永吉 - YouTube
今現在(2022年現在)72歳の矢沢さんはこの時代まだ35歳!かっこよすぎる!
ラッパー アナーキーさんの場合「観客を蹴りピースを説く」
アナーキーさんはレディー・ガガさんのように愛を説いたり、矢沢永吉さんのようにコンサートに対する熱い思いなんて語らないよ!
ライブハウスでケンカする観客ヤンキーに向かって舞台から数発キック!
それから
「やめたケンカ?はははッ、そんなん大事やん気ぃ散るからなオレも、そうやんな?
もいい?ヤンキーに聞いてんのよ、もいいい気ぃ済んだ?怒ってんやったら後ろいってよ。大丈夫?気ぃ済んだか?Yo.Yo.Yo いいね,ケンカしない方がいいよ。」
不敵な笑みを浮かべライブ会場のボルテージをあげなお、続けるよ!
「でもピースに済まそうぜ。それがオレたちストリートのルールよ。じゃなきゃ面白くなくなるよ。
それをいちばん知ってるのがオレ! アイムア。ギャングスタ―ベイビー!」
と観客を煽り演奏が再開、そしてどっとライブ会場を沸かせるんだ。
目には目を的なハンムラビ法典的仲裁。なんか門外漢からすればヒップホップらしい解決方法だね。
アナーキー、ライブ中に喧嘩するヤンキーを蹴り飛ばす😂 - YouTube
ちなみにハンムラビ法典は「やられたらやり返せ」じゃなくて「やられた以上のことはやっちゃダメ」ってことだYo!
矢沢永吉さんはファンレターに「矢沢永吉のコンサート興味はあるけど怖いから行きたくない」と伝える場面もあるけど、一部のヒップホップって怖さもエンターテインメントの一部のような感じもしちゃうね。
ケンカの止め方は三者三様だけどみんなコンサートに対する思いは誰にも負けていないね。